コストダウンという言葉に潜む落とし穴
「アウトソーシングすれば、コストが安くなる!」
そう考えられている方も少なくないと思います。
実際にアウトソーシングをご検討されているお客様へ訪問してお話を聞くと、8割ぐらいの確率(弊社体感測)で「今よりコストを抑えたい!だからアウトソーシングを検討している」という理由でした。
なるほど!今のご時世、勿論今よりコストを抑えたい!という考えを持たれるのは当たり前ですね。
例えば、
『社員と派遣社員の2~3名でやっている請求書発行処理業務をアウトソーシングして、今より安くしたい!』
こう思われているお客様がいらっしゃった場合、お客様は「社員人件費」「派遣会社支払費用」のいわゆる「人件費」をベースに考えられるケースが多いのです。
我々アウトソーサーがお見積りするのは、「処理に掛かる時間」は勿論の事、請求書処理に必要な「請求書印刷代」「顧客対応電話料金」「FAX費用」、そして「スペース費」「機械費(償却費も)」・・・これらの費用を勘案して1件当たりの単価をお見積りします。
ここで、もうギャップが生まれているいるのはお分かりですね!
まずは基準となる「コスト」を算出することが重要
単純に人件費のみで考えてしまうと、こういったギャップが生まれてしまい「アウトソーシングでコストダウンなんて出来ないじゃないか?」って事で結局は業務はそのままの体制で・・・になってしまうことも!
まずは、基準となる「コスト」をきちんと算出しなければ、アウトソーシング導入はお客さまにとっては「逆効果」になってしまうこともありますのでご注意ください。
※あくまでもひとつのケースとして記載しております。実際と違う場合もございます。ご了承下さい